== 雑記(未分類) ==

『とりかえ・ばや』に萌えたぎる。


以前から気になっていた、さいとうちほ先生の『とりかえ・ばや』を読みました。

原作は、時代を先取りしすぎている内容の『とりかへばや物語』。
男女の性別を取り替えてしまうと、あんなハプニングやこんなシチュエーションが生じるのは当然のこと……。
これを少女漫画にしたら、面白くなるに決まってる!


※ネタバレを含む感想です。





ある貴族の家に、顔がそっくりな二人の子供が生まれた。(双子ではなく、腹違いなのに顔はそっくり)
活発で男勝りな「沙羅双樹の姫君」と、大人しく女の子らしい「睡蓮の君」。
「それならいっそ、とりかえてしまいませう」……ということで、沙羅は男として、睡蓮は女として生きていくことになります。

物語の視点は殆どが沙羅のもので、男として宮仕えすることになった沙羅の苦悩がメインかな。5~6巻は、女として女東宮の世話をすることになった睡蓮の苦悩も表に出てきます。



なんか、すごい話ですね……。現代のラノベも真っ青な原作に、さらに現代風アレンジが加わってるので、人気作なのも納得です。




沙羅は男勝りですが、心(思考回路)はフツーに女性なので、女性読者は感情移入してしまうと思う。
「男女の考え方の違い」も、この作品の大事な要素だと思います。



自他ともに認めるプレイボーイ(イケメン)の、石蕗(つわぶき)の中将。沙羅は彼と友達になります。彼は、「四の姫」という女性を狙っていたんですが、政略結婚で、四の姫と沙羅が結婚することに!
女性×女性……ですが、ほんとに結婚しちゃう。でも当然ながら沙羅は女性なので、二人の間に子供はできません。そして四の姫は、夫が実は女性であることを知らずにいました。

しかし、四の姫が妊娠してしまいました\(◎o◎)/アレ!?

四の姫は、石蕗に半ば強引に襲われたんですが、「夫の沙羅は、自分を愛してないのかもしれない」と寂しくなってしまい、しだいに石蕗を受け入れていったっぽい。
最終的に浮気がばれて、四の姫は勘当されてしまいます。結構、四の姫は不憫な立場。巻き添えくらっただけ。


さてさて、プレイボーイの石蕗のターゲットは、四の姫だけではありません。
そもそも沙羅と友達になった理由のひとつに、沙羅の妹(睡蓮♂のこと)のことがありました。「沙羅がこれだけの美男子なんだから、妹も美人に違いない」と思って、無理矢理睡蓮に会いに行きます。
実際に見た睡蓮の姿は、石蕗の理想にピッタリの美人でした。
しかし、もともと恥ずかしがりやで男嫌いな睡蓮は、乱暴に石蕗を追い返します(このへんはやっぱり男の子なのよね!ギャップ萌えね)。

ここで石蕗は、「どうしてあんなに美人だったのに、興奮しなかったんだろ?」と不思議に思います。
そして自分が、妹の睡蓮ではなく、親友の沙羅に惚れていると気づき、「おれ、もしかして男色家(ゲイ)だったのかー!?」と真面目に悩みます(笑)。
現代のBL漫画っぽい展開に全私がwktk。


が、結局は、石蕗に自分が女だとバレてしまいます。
しょうがないよ。いずれバレちゃうよ。


親友の沙羅が実は女だとわかり、石蕗の“男性脳”にスイッチが入ります。
ここでまた石蕗の強引さに流され、沙羅は、ついさっきまで親友だったはずの石蕗に、“女として”抱かれてしまうのでした。


ついさっきまで、ただの親友だったんですけど……
……え?(οдО;)
ええかげんにせえよ、石蕗……


そして、時系列的には、四の姫が石蕗の2人目の子を妊娠している時。
なんと沙羅も、石蕗の子供を妊娠していることが判明します。

なんと石蕗は、【沙羅×四の姫】の夫婦の、両方を孕ませてしまうという結果に。なにその超展開……



成長していけば、性別を取り替えたまま生きていくのは難しい。少しずつ悟っていった沙羅は、女に戻ることを決めます。
そして、出産までの間、石蕗の父の別邸に身を隠すことに。
世間的には、「沙羅が行方不明に!」状態です。


石蕗に世話してもらう間に、男と女の考え方の違いを思い知らされる沙羅。いつの時代も同じなんですねぇ。
『ああ、男の人って、いくつも愛を持っているのね』……ラムのラブソングそのまんまじゃないですかー。女である沙羅には、いくら男勝りとはいっても、男のそういう思考が全く理解できなかったのでした。

そして結局、死産でした。




さて、姉の沙羅が失踪し、都に残された睡蓮。睡蓮は女として、女東宮(皇太子)のお世話係をしていました。
優しくて可愛い東宮と、読書好きで大人しい睡蓮は、すぐに仲良しに。
しかし睡蓮は、自分が東宮に恋していることに気づいてしまいます。(睡蓮も、女らしい性格なだけで、心は男)

そしてある日の夜、たまたま東宮と寝所で二人きりになった時、東宮が睡蓮に寄り添ってきました。
ここで睡蓮の、眠っていた“男性脳”がスイッチオン。
なんと、東宮様に、衝動的にキスしてしまったのでした!!

ここで睡蓮は、
『男なのだ 私は』
と、自覚してしまいます。
いくらふるまいや見た目が女らしいとはいっても、思考回路は男だったというわけです。
ここはかなりの萌えポイント。

流石というかなんというか、このキスシーンの睡蓮の横顔は、かなり男性っぽい雰囲気で描かれてます。いつもの、恥ずかしがりやで可愛い雰囲気の睡蓮ではなく、睡蓮の“男”の部分が出てしまっている感じ。同じ顔なんだけど、よく見るといつもと違った雰囲気になってます。
ここが萌えのピーク。←男の娘好きだから。なんかごめん……(;´д`)こういうギャップに弱くて……

で、東宮には、自ら自分の本当の性別を明かします。上着を脱ぐシーンがね……台詞がいいよね……。



睡蓮は男に戻ることを決め、行方不明となった沙羅を探しにいくことにします。
なんとか居場所を探しあてると、そこには“女”に戻った沙羅の姿が。2人は再開を果たしたのでした。



……7巻に続く。
えっ!!夏まで待たなきゃいけないの!?

「続きが気になる漫画」が久しぶりで、待つのが辛いです。最近は、完結してる古い漫画ばっかり読んでたからなぁ。待つのは辛いなぁ。

沙羅と石蕗の会話を見てると、沙羅に感情移入しちゃってね、石蕗をブン殴りたくなるんだ←
でも「イケメン無罪」って言うしね。きっと彼は今後も無罪なんだろう。




平安時代が舞台の話は、身分がわかりづらくて、キャラの見分けもつきづらくて、名前も覚えづらくて、若干ハードルが高いのですが、この漫画はわかりやすいですね。『あさきゆめみし』は少し辛かったのでリタイアしました。

男女逆転、百合、BL、男の娘などの要素がお好きな方には超絶オススメな作品です。
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