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『暗黒女子』簡単レビュー(またの名を、小並感のすごい感想文)


本屋でパラパラと立ち読みし、久しぶりにビビビときて購入した本です。ズイズイ読んでしまってあっさり読み終わったので感想を書きます。
ネタバレは(多分)なし。




【作品名/著者】
『暗黒女子』/秋吉理香子

【あらすじ】
とあるミッション系の女子高に、豪華なサロンで活動している文学サークルがあった。
学校の経営者の娘でありサークルの会長でもある白石いつみが、ある日、学校で転落死した。
美しく聡い、誰からも好かれていたいつみが、何故死んだのか?校内では、“サークルの部員の誰かが殺した”という噂が流れていた……。

いつみの死から一週間後。その日のサークルの定例会は、闇鍋会。真っ暗な部屋で、皆で持ちよった食材を入れた闇鍋を食べながら、部員の小説の朗読を聞くというもの。そして小説のテーマは『いつみの死について』。部員が次々に、自分の小説を朗読していく。
いつみの死について、矛盾する証言。浮かび上がる複数の動機、容疑者。
いつみの死の真相とは?


【感想】
文学サークルが舞台ですが、お嬢様高校が舞台なので、大変きらびやかで派手な印象です。アナスイみたいなサロンで活動できるだなんて、羨ましい。(勝手に大学時代に自分がいたサークルのイメージで読み始めたので、面食らいました(^^;))

伏線の張り方が3D。お見事。真実は一つなのに、視点が変わると解釈も変わる。そしてそこに虚構が混じり……。読んでいて「あれっ?」「んっ?ここは……」となり、全く飽きません。
部員全員の証言の食い違い、というところが重要かもしれません。

そして、最後の最後でのどんでん返し。どんでん返しモノなのはなんとなく予想しつつ読んでいましたが、ああくるとは思いませんでした。ひっくり返ったと思ったら、またひっくり返りました。
怖くて怖くて、黒い霧が立ち込めた感じ。気持ちがドロドロ。女の子の醜いところ。

こういう話は、ネタバレなしで感想を書くとなると、なかなか難しいですね。
とにかく変な先入観はなしで、自分自身が闇鍋会に参加しているような気分で読んでもらいたいです。
最後はゾワッとしますよ。


女の子って、怖いですから。






個人的に、すずらんネタが大変おいしかったです。
私は最後まで気がつけず、「あ、すずらん……そういえば!」と大変悔しくなりました。すずらんといえばアレですよね!私の大好きなネタだったのに!


文章も読みやすいし、おすすめです。
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